こんにちは、nattoです。
あなたは最近、日常で「なぜ」と思ったことはありませんか?
もしないのであれば、おそらく残念ながら、あなたの思考は停止してます笑
またあなたは、日本の「都合の良い労働者を生み出すための教育」により、
「考える」ことよりも「答え」を生み出す労働マシーンの一員となって、
このくだらない社会構造の歯車の一部になっているでしょう!!
(大丈夫です。私もその一人です笑)
そんな労働マシーンから抜け出したい。自分の考えをもって何かを生み出したい。
ただ、そんな思いはあるのだが、どうしたらいいか悩んでいる方にとって、この本はバイブルになるでしょう。
それが今回紹介する「Q思考」という本です。
こちらの本では、世の中を変えるような新たなイノベーションは「なぜ?」「もし~だったら?」「どうすれば?」というアプローチによってできていることを示しております。
しかもその最初の一歩は身近な「なぜ?」から始まるというもの。
それに加え、最近は何につけても「答え」ばかりをすぐに出すことが求められておりますが、本当に大切なのは答えではなく「なぜ?」という問いであるという内容となっております。
おすすめ理由
日ごろ感じる「なぜ」が成功のヒントかもしれません。
例えばレンタルビデオ店で借りていたビデオを返し忘れ、延滞金を払ったことがある人も多いと思います。
この延滞金で憤慨し、なぜこんなサービスなんだろう、もっといいサービスにできないだろうかと考え、リード・ヘイスティングは自ら新しいサービスを考えました。
ネットであらかじめ期限を設け借りることで、映画などが視聴できるNetflixはこうして生まれました。(この本ではほかにも、修正液やカメラなど様々な事例をあげています)
変化し続ける時代にいる我々は、既存のサービスや業務をやり続けるのはある意味リスクを伴っていまさす。
なぜなら、時代のスピードが速く、同じことを続けるのは、他の競合企業やライバル達に差をつけられてしまうから。
そのため、この本では3つのアプローチ「なぜ?」「もし~だったら?」「どうすれば?」を自らに問いかけ、新しい発想を生み出し、世の中にイノベーションを与える必要があると述べています。
イノベーションを生み出す公式は以下のとおり
Q(問い)+A(アクション)=I(イノベーション)
すべてが揃っているような今の時代でも、多分に時代遅れのやり方や従来の方法に疑問をぶつけて新鮮な発想を吹き込む余地はあります。
日ごろの「なぜ」を大切にし、世の中を変える発見をするためにも、この本を読んで、新しいアイディアを出すための思考法を知ることをお勧めします。
また、新たな事業やイノベーションはもちろんですが、実は「幸せ」も答えがあるのではなく、自らの「なぜ?」により想像していく必要があるということで、幸せになりたいともがいているそこのあなたにとっても、目から鱗の内容です。
タイトル | Q思考-シンプルな問いで本質をつかむ思考法- |
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著者 | ウォーレン・バーガー |
出版社 | ダイヤモンド社 |
ページ数 | 382p |
発売日 | 2016/6/23 |
値段 | 1,600円+税 |
完読までにかかった時間 | 約3日 |