こんにちは、nattoです。
今回は、山口周さん著の「NEWTYPE ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」を紹介します。
以前、山口周さんのベストセラーでもある「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」を読み、もっと具体的に山口さんの働き方に関する考えや思考法を学びたいと思ったため、読んでみました。
「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」より、具体的に
どういった仕事のやり方、考え方をすればよいのかとても参考になりました。
この本では、働く人を2種類(オールドタイプとニュータイプ)に分けて、
これからの時代、活躍するのは「ニュータイプ」の人間であると結論付け、ニュータイプになるための行動様式・思考を学ぶ内容となってます。
・正解に意味がない時代にいることを認識できた
・未来がどうなるかではなく、未来をどうしたいか考えるようになった。
・緻密な計画を立てず、とりあえず試してみるようになった
こんな方におすすめ
- 従来からの古い働き方に疑問を持っている方
- 無駄な業務を変えられず、体力を消耗している方
- 部下や上司がだらしない、使えないと感じている人
お勧め理由
山口さんの本を読むと、早く仕事がしたくなる、そんな気持ちにさせてくれる本です。
私も35歳を迎え若手とは言えませんが、このVUCAの時代における働き方を改めて考えるきっかけとなりました。
この本では、24の思考・行動様式において、それぞれを
・オールドタイプ
・ニュータイプ
に分け、これからの時代で活躍するのは、ニュータイプの人間だと結論付けています。
その中で特に共感できたのは、問題解決に意味はないと言う主張です。
正解を探すより、自ら問題を設定し、それに向けた行動が大事というのは、まさしく現代に求められている人材ではないでしょうか。
また、「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」を読書後、自分でも常に意識するようになった
「自分の内在的に存在している真・善・美に従う」
ことは、この本でも書かれており、一貫して山口さんの思考の軸である部分だと感じました。
また余談ですが、エリートがアントレプレナーに負ける理由では、現在のロシア・ウクライナの戦争に当てはまると感じました。
ロシアの軍人(エリート)でも、戦う意味を見いだせないため、死を覚悟で自国を守っているウクライナ市民(アントレプレナー)に敵っていない現実とシンクロし、この本を思い出しました。
良い本は、こういったきっかけで度々思い出すことがあります。
山口さんの本が好きな方や、これからの新時代における正しい働き方について興味がある方には、自信をもってお勧めできる1冊です。
新入社員はもちろんですが、自分をオールドタイプであると認識している方にも是非読んでいただきたい本です。
タイトル | NEWTYPE ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式 |
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著者 | 山口周 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
ページ数 | 352ページ |
発行日 | 2019/7/4 |
値段 | 1,760円(税込み) |
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